2018/12/03

岡山にあるペットショップ「シュシュ」さん。2006年に開業以来、犬や猫の販売をしていましたが、昨年4月よりペット販売を中止し、現在はフードやグッズの販売、トリミングなどのサービスを継続しながら、殺処分ゼロを目指して活動しているNPO法人と連携し、県動物愛護センターと岡山、倉敷市の両保健所で保護され、殺処分予定となった犬を引き取って無償で新たな飼い主(里親)を探す譲与事業に切り替えたそうです。
事業責任者の澤木崇さんは「毎日多くの犬や猫が殺処分されているのに、新たなペットを販売していいのか」と疑問を感じ、この新しい取り組みをスタートさせたそうで、これまでに12匹の犬の新しい飼い主さんが見つかっています。
「シュシュ」店内の様子。
参照元:chouchou2006
年間20万頭以上の犬や猫が保健所に収容され、半数以上が殺処分されています。その中には流通過程で殺処分された多くの犬や猫の命の数は含まれていないそうです。
この素晴らしい取り組みが全国に広まり、一日でも早く殺処分という悲しい運命をたどる犬や猫が居なくなる日がくることを願います。