2018/12/03

ブラジルのノッサ・セニョーラ・ダス・ドーレス教会にて。
6月2日の日曜日、ミサが始まって間もなくのこと。教会に乱入してきた1匹の犬は祭壇に上がり、祭壇に飾られている布を引っ張ったり、花をひっくり返したり、自由気ままに遊び始めたのです。
これには居合わせた司祭たちも困ってしまい、どうにかならないかと考えあぐねていました。
そんな中、犬が次にターゲットにしたのは、祭壇上に居た司祭の一人、ホセ・ジェラルド・ソブレイラ神父でした。
神父のローブを引っ張ったり噛み付いたりしてじゃれつく犬。
神父は犬を追い払おうともせず、終始微笑を浮かべながら犬の相手をしてあげていたそうです。
「犬は小さな子どもと一緒です。ただ遊びたかっただけなんですよ。」と語るソブレイラ神父。
神父さんの優しい「神対応」には大勢の方から称賛の声があがっていました。