2018/12/03

こちらはスペイン・アストゥリアス自治州/ラニャドイロ村にある小さな教会に設置されている、15世紀に彫刻されたマリア&キリスト像。
修復の必要があり、近所に住むマリア・ルイサ・メネンデスさんが教会責任者の許可を取って修復した結果、オリジナルのイメージとまったく異なる別物に修復されてしまったそうです。
コチラをご覧ください↓
A Spanish parishioner gave a 15th century statue of the Virgin Mary, Jesus and Saint Peter kitschy colours in another botched restoration https://t.co/tLw2or0rt0 pic.twitter.com/7Bf7egL384
— AFP news agency (@AFP) 2018年9月7日
これは酷いヽ(゚Д゚;)ノ!!
まるでチープな民芸品のようです。
地元メディアに対してメネンデスさんはこう語っています。
「私は専門家ではありませんが、こういう作業が好きですし、その彫像には本当に絵が必要でした。
だから私は正しいと思う色を選んで地元の人にも気に入って貰えるよう、ペイントには最善を尽くしたつもりです。
なんなら、町のみんなに聞いてみてくださいな」
と正当性を主張しているそうです。
スペインでは2012年にも北東部アラゴン自治州ボルハの教会で、約100年前の古いキリストのフレスコ画を近所の素人の女性が修復を行って騒ぎになったことがあります。
同じような修復トラブルに、スペイン国内では激しい批判の声が上がっているそうですが、フレスコ画の騒ぎをきっかけにボルハの教会は有名になり、多数の観光客を招き寄せ、地元の町が潤う結果となっているのだとか・・・。